• First, There was a boy longing to be a hero.
    He has been finding out
    what is the most important thing as an voice actor.
    How to perform real ?
    How to face and approach to the works ?
    Already performed over 1400 works during 15years.
    And still keep going ahead..

    THE OHTSUKA TOMONORI
     
    (c)Ohtsuka Tomonori

    The Ohtsuka Tomonori

  • 大塚智則の
    原風景

    A boy was longing to be a hero...
    小さい頃から正義の味方に憧れて
    保育園や家で
    毎日あらゆるヒーローごっこ
    正義の味方ごっこ

    正義の味方のカッコ良さという
    単純な憧れですが
    映画やドラマ好きの父母、祖父母の
    影響が色濃く

    記憶を遡りながら
    断片的に強く残っているのは
    家族で映画やドラマを
    手に汗握って観ていた風景

    今、自分が声優になれたのは
    父の後押し...母や家族の応援は勿論
    自分が頑固で負けず嫌いで
     
    下手くそだったから

    専門学校や養成機関では
    とにかく自分のプレイスタイルなど
    無いのに
    ただ人を笑わせたら勝ち・・・
    みたいな

    面白い音を出せば良いという気持ちで
    人を笑わせたら勝ち、
    それに一生懸命になって

    面白いやつと言うのが
    僕の維持するべき
    周りに対するブランド意識になって

    本当に芝居や演技が上手い人達に
    当たった時に
    自分が薄っぺらい事しか
    考えていないことに気付く

    専門学校時代
    周りは本当に凄い人ばかりで
    各々が演者としての空気を纏ってた

    そんな中で
    壮絶に恥をかきながら
    何とかこの人達の
    迷惑にならないように頑張ろうと決め
    毎日自分と戦った

    専門学校卒業後
    声優養成機関と
    劇団の演技研究所に通い
    二足のわらじを履きながら
    演技力と声優としての
    技術を磨きながら
    日々を過ごす
  • 声優 大塚智則の発端

    Works appeared exceeded 1,400,,,.
    Still going ahead...
     
    養成機関での
    合同オーディションを経て
    22歳でデビュー
     
    作品の収録現場では
    大御所声優である大先輩の
    演技と佇まいを間近で見て
    沢山の事を教わった

    その大御所声優は
    本番の5分前に台本を受け取り
    テストでチェック
    本番でバシッと全てを合わせてみせる

    しかもキャラクターが
    その大御所声優に近づいてくる
    不思議な感覚を体感

    何もかもが別次元の演技や声
    こんな人になるにはどうしたら
    そればかり考えるようになった
     
    そんなデビューから
    紆余曲折ありながらも
    ふりかえれば
    15年で外画総出演作品数1,400本を越え
    現在更なる前進をと
    なお奮闘中
  • ”リアル”に
     演じる?

    How to perform "REAL" ?
     リアルに演じるには
    声優なので声・・・
    と最初に思うかもしれません
     
    根本的には全ては生活

    キャラクターを演じる時
    それ自体が特別なもの
    と捉えてしまうから
    日常の記憶を演技に活かせない

    日常の中にある
    ごく当たり前の感覚を
    記憶し続けることが大切

    …それにはまず
    キャラクターの日常の構築をしないと

    名前、年齢、出身、血液型、家庭環境
    社会的地位、好きなもの嫌いなもの
    好きな人、嫌いな人
     
    フラットで当たり前の
    日常をまず作ることで
    フィクションの要素
    を取り入れる

    とは言え
    日常の中に本来無いもの・・・
    フィクション・・・
    それをイメージする

    様々な作品を見たりする
    映画もアニメもドラマもラジオも
    舞台や落語や能や狂言
    ライブコンサートやイベントも

    出演者も製作側も観客も全て

    とにかく多角的にアンテナを張る
    様々な人を観察し
    使える出来事、キャラクター
    とにかく使えるものを記憶していく

    体験しなければ
    演じることができない・・・
    となると、役によっては
    人の道を外れてしまう
    だから強いイメージ力が必須

    人は生まれもって常に成長する過程で
    試練を与えられているはず
    それに打ち勝っていくことこそが
    人生を裕福にしていく事だと

    常に辛いことは付きまとう
    でも・・・
    それが糧になる

    演技とは
    日常を生きる人達の代わりに
    非日常を体験させる為のものだと
     
    人よりも辛い経験をする事こそ
    演者としての幅を広げ
    深める手段なのだと

    心の中の闇をこじ開け
    コンプレックスとプライドを破壊する
    そこから新しいキャラクターへの準備がはじまる

    若手の頃はそれができなければ
    己から脱することは
    困難だと捉えていた

    そこまでやらなくても・・・
    と言われた
    とあるハリウッドスターのエピソード
    がある
     
    戦争映画に出演するにあたり
    銃弾を足に受けた時の
    臨場感を作るために

    麻酔無しで歯を抜いたという
    エピソードを聞いた時に
    『やってみよう…』と思い
    麻酔無しで歯の治療をしてもらった
    ことがある
     
    失敗だった・・・

    歯の神経を取る治療の
    痛みに耐えられる訳もなく
    即、麻酔をお願いする

    体験に勝るものはないが
    命をかけるだけの物を生み出すには
    まだまだだ・・と文字通り痛感

    それから
    高層ビルから落下するという
    シーンの時は
    幼少期に実家の山で
    月の輪熊に出会い
    遮二無二逃げて
    7メートル位の滝から落ちた時の
    経験が生きており

    ただ・・・
     
    その時、リアルにはどんな風に声が出ていたかが
    どうしても思い出せず・・・

    結局バンジージャンプで飛んで
    実験してみた
     
    その結果
    声が出るのは
    飛ぶ前と飛んだ後・・・
    という事で

    ここで、日常のリアルだと
    分かりづらいと言うことに気付き
    演技としてのリアルを
    追及する事になる

    声帯や骨格の模写ももとより
    キャラクターの身体の状態を
    第一に考える

    精神状態も性格も環境も
    そのキャラクターの体調に
    反映されることが多いので

    映像やキャラクターイメージ
    自分のキャラクター以外の台詞等から
    構築していく

    そのあと、声を乗せていきながら
    本体の肉付けをしていく

    何はともあれ
    声に強い個性を持っている方と
    作品を作りながら勝負していく為にも
    リアリティーのある演技
    断固たる決意を持った声圧が
    必須になる

    その為の努力を惜しまないこと・・・
    沢山人前で恥をかく・・・
    良い意味で
    その事も含めて、沢山学び、感じて
    それを自分の中できちんと肯定
    正当化していく

    そんな作業の毎日・・・
  • 作品と
    向き合う?

    How to face and approach to the work ?
     
    作品に対するアプローチは・・・
    実は新人時代から殆んど変わらない
    とにかく”過信”は自分の評価を下げる

    出来る限りの努力を記憶しながら
    台本に刻む。
     
    台本を手に持っている時点で
    芝居に集中できないはずなので
     
    その情報やプランを
    とにかく文字や記号、
    そして現場で起こりうることの
    イメージを膨らませ
     
    実際の収録時に、
    最終的なプランを構築する

    自宅での環境下では
    とても落ち着いてチェックできる
     
    しかし沢山のプレッシャーの中で
    イメージしてチェックして
    いかなければ
    足元は簡単に崩れる

    自分の台本への書き込みは
    周りが引くほど真っ赤で
    最近は蛍光ペンも入って
     
    何だかエレクトリカルな雰囲気

    吹き替えの現場はデジタル化が加速し
    以前のルールが要らなくなり、
    やらなくなり
    していい事が増えている
     
    便利になる分、
    演技に集中できるものの
     
    負荷なくして成長無し・・・

    余裕ができると
    何かをやらなければとなるわけで

    それで
    皆の配役のチェックをし
    そして現場で答え合わせをしたり

    そんな事をずっとやって来たので
    多種多様な作品の中で
    何らかの形を取れているのだ・・・
    と思う

    だが、自分自身のこだわりも、
    周りが良いと言ってくれなければ
    全く意味の無いものになる

    そして現場レベルでの演出や
    方向性の変更や決定
    そういったものに対しても
    即時修正できなければならない
     
    ある種ラフに作っていたり・・・
    とにかく、チェックチェック・・・

    何度も何度も台本を読み
    映像を見て
    何を伝えたいのか
    何を担うキャラクターなのか

    そこを掘り下げる作業が・・・
     
    堪らなく好きで・・・
  • THE OHTSUKA TOMONORI

    Keep going ahead...
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